ロボバイオ エクス:ブログ
Oh My God!
そもそもの始まりは剛体の慣性モーメントを求める計算で、OpenVDBの機能を利用できないか?と思ったことでした。微小な立方体が結合したものが剛体である。と考えたのです。いや、正しく言うなら楽して慣性モーメントを求めようとしたのです。(目的は検算です。)
そこで、SDKのマニュアルを見てみたのですが、・・・、寝ぼけていたんでしょうか?何故か、直接利用はできないと思い込んでしまったのです。
それで、プラグインにOpenVDBを静的リンクするためにソースからビルドして、その手順の資料を本サイトに掲載したのですが、ガーン、ちゃんとプラグインから直接利用できます。
ポリゴン オブジェクトからボリュームを作成してボクセルの情報を取得する手順(概要)は以下の通りです。
- ボリューム(VolumeInterface型)を生成
VolumeToolsInterface::MeshToVolume() - グリッド アクセッサー(GridAccessorInterface)を生成
GridAccessorRef<目的の型>::Create() - グリッド アクセッサーにボリュームをアタッチ
GridAccessorInterface::Init() - ボリュームのバウンダリー ボックスを取得
VolumeInterface::GetWorldBoundingBox() - ボクセルの情報を取得
VolumeInterface::GetActiveState(),GetValue()
実機側のソフトウェアーに慣性モーメントの検算を載せる必要はないので、やはり無駄な作業だったか?